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【開催御礼】 | 10月3日・4日 全日程終了
川崎宿江戸上り行列 開催御礼
開 催 御 礼
「川崎宿江戸上り行列」盛況のうちに幕を閉じました

令和8年10月3日(土)の田名真之氏特別歴史講演会、および10月4日(日)の川崎宿江戸上り行列は、沿道に集まった多くの市民・来場者の皆様の温かいご声援とご協力のもと、無事盛況裡に終了いたしました。心より厚く御礼申し上げます。
当日の公式記録写真、運行映像、詳細レポートにつきましては、現在アーカイブ公開に向けて準備を進めております。

📄 公式パンフレット『鑑賞の手引き(全12P)』PDFを見る ≫
川崎宿江戸上り行列 錦絵1 川崎宿江戸上り行列 錦絵2 川崎宿江戸上り行列 錦絵1(ループ用) 川崎宿江戸上り行列 錦絵2(ループ用)
画像所蔵:琉球大学附属図書館
報道掲載 2026年10月5日 各紙報道

琉球使節「江戸上り行列」176年ぶりの再現、神奈川・全国紙・沖縄各紙で大きく報道

令和8年10月4日に東海道川崎宿にて挙行された「川崎宿江戸上り行列」は、翌10月5日付の新聞各紙において、地域・歴史・文化の各視点から極めて意義深い催事として大きく取り上げられました。

■ 新聞各紙が報じた主な論点と反響
  • 「176年ぶりの路次楽・街道の記憶再生」
    神奈川新聞および沖縄タイムス等は、1850年以来176年ぶりに東海道へ響いた琉球宮廷道中楽「路次楽」の調べと、絵画資料を手がかりに初再現された幻の装束・儀礼用道具の威容を克明に紹介。沿道を埋めた多くの観衆の熱気を伝えました。
  • 「川崎と沖縄を結ぶ友好都市30周年・多文化共生の絆」
    読売新聞および琉球新報等は、川崎市と那覇市の友好都市締結30周年式典と連動した両市長の祝意を取り上げるとともに、大正期の移住から100年以上にわたり川崎の地に根付き育まれてきた沖縄伝統芸能の歴史的結晶として、本絵巻の成功を高く評価しました。
  • 「首里城正殿復元への祈りと次世代への継承」
    10月3日の田名真之氏特別歴史講演会(沖縄タイムス10/4付報道)と合わせ、首里城正殿復元完成の節目において、かつて首里から江戸を目指した先達の精神と技が、現代の川崎と沖縄の匠・演者たちの手によって見事に結実したことが報じられました。
焼失前の首里城
焼失前の首里城

かつて沖縄県は江戸時代まで琉球王国という別の国でした。 江戸上り(えどのぼり/江戸立)とは王国の威信をかけた琉球使節の江戸参府を指します。琉球を出発して江戸まで約半年、往復で約一年の長旅でした。そして、旅の目的地である江戸を目前に控えた宿場町が川崎宿でした。

東海道五十三次 川崎宿 浮世絵

大正時代以降、多くの沖縄出身者が川崎に移り住んだことで伝統芸能が定着し、現在まで深く愛される多文化共生の絆が育まれました。

実物が現存しない衣装や道具立てを、残された錦絵などの絵画資料を手がかりに、知恵と工夫で形にしていく —— 私たちが挑んだのは、先達が旅路に込めた想いを現代に紡ぐ「歴史ロマンの再現への挑戦」でした。

令和8年10月4日、「川崎市・那覇市 友好都市提携30周年」および「首里城正殿復元完成」を祝し、性別や世代を超えた地域市民が一体となって歩む令和の行列が、東海道川崎宿で見事に結実しました。

■ 400年の時を呼び起こした本イベントの骨格(5つの柱)

情熱

「江戸上り時の路次楽装束」初再現への挑戦

限られた資料と資金の中、川崎沖縄県人会有志が史料を精読し、沖縄の匠たち(糸滿和美氏・金城裕幸氏・宮城優子氏・金城小百合氏・上原じゅん子氏・江洲のぶ子氏)と連携。心血を注ぎ手探りで再現製作に挑んだ装束を、路次楽隊が今回初めて身にまといました。儀礼用武具製作では川崎在住の匠たち(慶田城哲芳氏・五味川千鶴氏)が支えました。

音色

首里王府阿波連路次楽御座楽保存会

琉球王国時代、国王の御出等で奏でられた「路次楽」を1977年に手探りで復活させた阿波連本啓氏(川崎で芸歴開始後、沖縄へ帰郷し復元)の遺志を継ぐ「首里王府阿波連路次楽御座楽保存会(沖縄県選択無形民俗文化財)」が沖縄から集結。東海道に古式の調べを響かせました。

至芸

宮城茂雄氏が特命「儀衛正」として降臨

国の重要無形文化財「組踊」保持者(総合認定)に認定された組踊の名手・宮城茂雄氏を招聘。行列本隊の先触れ使者として本絵巻限定の特命を帯びた「儀衛正」に扮し、東海道を歩みました。街道を舞台と見立てた本絵巻屈指の一幕です。

志

街道の記憶を継ぐ「動く浮世絵」の現出

世界的な浮世絵コレクターであり、東海道川崎宿の歴史保存に生涯を捧げた故・斎藤文夫氏の志を受け継ぎ、ゆかりの旧東海道沿道にて宮城氏(儀衛正役)が路次楽隊と合流。街道を本舞台とした一幕の「動く浮世絵」へと変貌させ、東海道かわさき宿交流館へ到達しました。

縁

川崎と沖縄を結ぶ100年の物語

1924年に川崎へ移住し戦後沖縄芸能の礎を築いた米須清仁氏、1927年に川崎で活動を始めた阿波連本啓氏。その系譜を継ぐ川崎沖縄芸能研究会有志が随行し、双方の子孫も参加。100年を超えて川崎に根付いた文化と市民の融和の歴史絵巻です。

■ 川崎宿江戸上り行列再現プロジェクト 企画概要

事業名称
川崎宿江戸上り行列(琉球使節江戸上り行列再現プロジェクト)
開催日時
令和8(2026)年10月4日(日)※開催終了
川崎市・那覇市友好都市提携30周年記念事業(市主催「ちゃんぷるーまつり」等 ↗)と連携開催
※同日開催:東海道川崎宿場まつり
主な内容
・絵画資料を手がかりに衣装や道具立てに挑戦し、性別や世代を超えた両地域市民が一体となって東海道川崎宿を歩む歴史ロマン「令和版:江戸上り行列(一部再現)」
・関連連携事業(特別歴史講演会、パネル巡回展、東海道かわさき宿交流館連携企画等)
後援
川崎市 / 那覇市
事業趣旨
かつて琉球使節が立ち寄り、のちに沖縄出身者の移住によって伝統芸能が定着した「川崎宿」。絵画資料を手がかりに知恵と工夫で形にしていく「歴史ロマンの再現」として東海道史上初となる行列の一部再現に挑み、川崎と沖縄を結ぶ文化歴史の架け橋と多文化共生の未来創出に貢献します。

■ 川崎宿江戸上り行列実行委員会 体制

実行委員会 役員・委員名簿(タップで開閉)
委員長 金城 宏淳(一般財団法人川崎沖縄県人会 会長)
副委員長 名嘉 祥史子(川崎沖縄芸能研究会 会長)
比嘉 孝(一般財団法人川崎沖縄県人会 名誉会長)
木村 教義(川崎駅広域商店街連合会 専務理事)
北沢 仁美(東海道かわさき宿交流館 館長)
実行委員 田名 真之(前沖縄県立博物館・美術館長)
田中 英機(くらしき作陽大学客員教授)
三浦 淳(元公益財団法人川崎市産業振興財団理事長)
中村 茂(公益財団法人川崎市文化財団理事長)
青木 茂夫(一般社団法人川崎市観光協会専務理事)
中村 雅之(明治大学大学院兼任講師)
喜屋武 靖(映画監督/合同会社まぶいワークス代表)
大野 順美(一般社団法人ステージサポート沖縄代表)
中村 紀美子(川崎市総合文化団体連絡会会長)
鬼塚 保(川崎駅広域商店街連合会会長)
河野 宗清(川崎区文化協会会長)
藤田 智恵子(NPO法人かわさき歴史ガイド協会理事長)
知念 義裕(NPO法人かわさき歴史ガイド協会)
中村 紀子(NPO法人かわさき歴史ガイド協会)
島田 秀雄(東海道かわさき宿交流副館長)
鈴木 よしえ(フリーアナウンサー)
屋良 朝信(文筆業・一般財団法人川崎沖縄県人会員)
堀 浩(川崎沖縄芸能研究会事務局長)
※ 協力:関 洋(琉球三線教師・沖縄歴史研究家)
監 事 並里 典仁(横浜鶴見沖縄県人会 会長)
事務局 濱館 幸二(前・東海道かわさき宿交流館副館長)
山川 夏子(合同会社まぶいワークス 業務執行社員)
オブザーバー 川崎市市民文化局市民生活部多文化共生推進課
川崎区役所まちづくり推進部地域振興課
協力団体(タップで開閉)
  • 一般財団法人川崎沖縄県人会
  • 東海道かわさき宿交流館
  • 川崎沖縄芸能研究会
  • 公益財団法人川崎市文化財団
  • 川崎駅広域商店街連合会
  • 一般社団法人神奈川県観光協会
  • 一般社団法人川崎市観光協会
  • 東海道川崎宿場まつり実行委員会
  • アジア・太平洋文化交流ネットワーク in 沖縄
  • 公益社団法人 川崎・砂子の里資料館
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